1インフラファンドとは
東証に上昇されている、REITと同じような商品で、不動産ではなく「太陽光発電設備」を保有し、保有する太陽光発電からの収益(実際には発電収入ではなく、発電設備を運営するオペレーターからの賃料収入ではあるが)を投資家に分配する仕組みとして、上場している投資法人である。
インフラファンドといっても、太陽光発電設備のみとなっています。
現在上場されているインフラ投資法人は以下の4法人のみで、J-REITと比較すると数は少なくわかりやすい。
2.インフラファンドのメリット
東証に登録されているインフラファンドに投資するメリットとしては、
(1)FIT(発電した電力を固定価格で20年間買い取る)により、
収入は比較的安定している。
(2)配当の利回り6%前後であり、J=REITと比較して利回りが高い
(3)J-REITは不動産への投資であるため、物件の空室というリスク
があるが、太陽光発電設備は国の政策により20年間は発電した電気
を買い取りが確定している。
3・インフラファンドのデメリット
(1)元本保証ではないので、相場によって投資元本を下回る可能性がある
(2)今後のインフレになったとしても買い取り価格が一定で、法人自体の収入
増加はあまり期待できず、投資元本が減少する可能性がある。
(3)天災により、投資する施設にダメージを受けた場合や、天候不順により
発電収入が減少することで、投資額が投資元本を下回る可能性がある。
4.今後の投資方針
投資は自己責任で実施するものであるが、以下の理由で今時点では投資して長期保有しても良いと考えている。
(1)国の政策で収入が保証されている。
(2)各法人の規模は小さく、大きなファンドは投資していない。
(3)当面大幅なインフレが続くことはない。